不正咬合に関するうんちく!満載!

スマイル博士のちょっといい歯の話E

 

不正咬合の予防 その1

 

どうしたら、歯並びが悪くなるのを防ぐことができるのか?

 

現段階でこれと言う決め手はありません。
特に成人の方は骨格が出来上がってしまっていますので、ほとんどのケースが、矯正治療をしなければ治りません。
しかし、成長発育期のお子様の場合は、下記のことに気をつけることにより、ある程度不正咬合を予防できることもあります。

 

正しい舌(ベロ)の位置を覚えよう!(舌の正しい位置は?)

@舌が上下の前歯に接触してはいけません。
A*スポットに舌の先を当てて下さい。(図1)
B唇は軽く閉じ、上下の歯が当たらないのが普段の状態です。

 

*舌を上顎に吸い上げた時にポンと音がします。スポットとは、その時に舌の先があたるところです。

 

正しい嚥下を覚えよう!(上手な水の飲み方は?)

@ 舌の先をスポットに置き、
A 上下の歯は噛み、
B 舌全体を上顎に押し付けながら、
C 水を喉に送り込みます。
D 口の周りの筋肉は動かないで、
E *咀嚼筋が動いている。

 

*咀嚼筋とは、噛む動きに使用する筋肉のことで、
比較的簡単に手で触れることができる筋肉は側頭骨およびコメカミ辺りの側頭筋、頬辺りの咬筋です。

 

 

前回の記事に載せましたが、
舌の位置ならびに機能は
歯並びに重要な影響を与えます!
十分気をつけて下さい。

 

 

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