歯に関するうんちく!満載!

スマイル博士のちょっといい歯の話F

 

なぜ歯並びが悪くなるのか(不正咬合の原因について)  その2

 

遺伝的要因

d.歯は頬、唇および舌の筋肉中立帯に安定します。(図1)
つまり、外側からは頬や、唇が外から内側に圧力を加えます。
それに拮抗する力として、舌が内側から外側に圧力を加えます。
それらの中立帯に歯並びは安定すると言われています。
従いまして、舌が正しい位置にないと頬の圧力により歯列弓(歯並びのアーチ)が狭くなってしまいます。(図2)

 

また、正しい嚥下(物をのみこむこと)ができないと、
口元が出っ歯になったり、前歯が噛まないことがあります。(図3)
指シャブリが出っ歯になることも今では皆様ご存じのことと思います。

 

一度出っ歯になってしまうと下唇の突き上げにより、上の前歯が益々前に出てきます。
特に、成人で歯周病が進んでいる患者様においては加齢とともに前歯が出てくる状態が著名に現れる事があります。
その場合は「卵が先か、鶏がサキか」ではないですが、歯周病の治療と矯正歯科治療の併用をお勧めいたします。

 

 

 

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