20:抜歯してでもする矯正治療 その2
矯正希望の患者様の多くは図1のように叢生(そうせい=デコボコ)の患者様です。叢生の原因は、歯の大きさと顎の大きさの不調和です。つまり、4人掛けの椅子に5人も6人も座っているような状態です。
解決するには、椅子を大きくする(顎を広げる)か、座っている人を減らす(抜歯をして歯の本数を減らす)か、どちらかになります。成長発育期のお子様の顎を広げることは可能なため、早くから矯正治療を開始すれば、非抜歯で治療ができる可能性は高くなります。しかし、成人の方は成長発育が残っていませんので、抜歯しなければならない確率が高くなります。
もし成人の叢生を強引に非抜歯で治療すると、口元がでて口が閉じづらくなったり、歯槽骨から歯根が出てしまう危険性もあります。その結果、歯周病になりやすい環境を作ることになります。
|
図1:叢生(デコボコ)の治療前 |
|
|
図2:図1の治療後 |
![]() |